(11/4-1)308経典『太陽の法』を読む 33悟りの極致―悟りの方法―光の海

『太陽の法』を読む

43 あなたは何回「自慢」して、何回「謝った」か。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】

本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
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第4章 悟の極致
3悟りの方法

では、人間は、どのようにすれば悟ることができるのか。これが、次なる問題となります。悟りとは、人生のやりなおしをする過程で、さらに霊性、仏性を磨くことですが、その霊性、仏性を磨く方法とは何なのかを考えると、そこには、さまざまな可能性と無限の道が用意されていることに気づきます。

さまざまな可能性とは、すなわち、さまざまな修行方法です。仏教だけでなく、キリスト教でも、神道でも、儒教でも、道教でも、回教でも、なんらかの形で、修行の方法というものがあります。それゆえにこそ、生きている人間は、仏の道を求めながらも、森のなかへと入ってしまうのです。迷路へと迷い込んでしまうのです。そして、あげくのはてに、どのような修行方法をとるかではなくて、なんの宗教がほんものの正しい宗教かということで考え込みはじめるのです。

世界的大宗教とされているものは、何らかの形で、すべて仏の光のあらわれだといえます。ちまたの新興宗教はともかくとして、何百年、何千年にもわたって、人々の心を揺さぶってやまない宗教において、人々の尊敬を集めて、そのおとろえることを知らない指導者たちの人生には、仏の光体としてのひとつの輝きがあるのです。ただその輝きは、教えの説かれた時代環境と、民族、風土によって、多少とも異なった色彩をおびております。

しかし、過去の教えは、過去の教え。これからの新しい時代には新しい教えこそが、必要とされているのです。新しい教えの出現こそが、急務とされているのです。新しい修行方法こそが、模索されねばならないのです。

悟りの方法とは、結局のところ、仏の境地と自己の境地とが、融合されていくための手立てなのです。仏の心を心として生きるには、どうしたらよいのかという方法なのです。真理にそった生き方とは何かを探ることなのです。

そのために、ひとつには真説・八正道の道があり、いまひとつには、愛の発展段階説があるのです。仏教的に道を求めたい人は、真説・八正道を日々の指針として生きてゆくといいでしょう。なぜならば、そのなかに、普遍の仏法真理が説かれているからです。いくらきわめてもきわめても、きわめつくせない人間完成の道があるからです。

正しく見、正しく思い、正しく語れる人が、一体どれだけいるでしょうか。正しく行為をなし、正しく生活できる人が、一体何人いるのでしょうか。正しく精進し、正しく念じ、正しく定に入るという、仏法の深奥の理を極めつくした方とは、一体どれだけいるでしょうか。すなわち、この八正道の道というのも、一生かかっても到達しえない、悟りへの具体的な方法なのです。

初心者用の八正道として、「正しく見」「正しく語れる」ように練習するだけで、少なくとも五年や十年はかかるはずです。そして、それができるようになったと思ったらば、つぎは、「正しく行為をなし」、「正しく生活をする」ということに重点をおき、毎日を送ってごらんなさい。ここまでできれば、六次元光明界の悟りは得られるはずです。

「正しく思い」、「正しく精進する」ことを実践すると、本格的な宗教生活への入り口に立つことになるでしょう。人生の途次で、どのような苦難がふりかかっても、不動心をもって、生き抜けるほどの鋼のような心ができてきたら、いわゆる阿羅漢の境地です。阿羅漢の境地とは、六次元光明界から七次元菩薩界に入るための登竜門であり、ある程度、自分づくりができてきた状態です。人の些細な言葉で心が動揺したり、ちょっとしたことで心がカーッとしたり、地位欲や名誉欲に、心が揺れているようでは、阿羅漢の境涯にいたっているとはいえません。

現在、日本をはじめとする世界の各地に、さまざまな宗教がおりますが、まず、その人の心と行いをよくごらんなさい。たとえば、超能力にこったり、人の弱みにつけ込んだり、だましたり、やたら地獄に堕ちるぞとか、罰があたるぞとかいって、目をつりあげて信者をおどし、金銭をまきあげている宗教指導者たちは、決して阿羅漢の境地に達してはいないのです。阿羅漢の境地とは、光の菩薩となるための第一段階です。ですから、心が、地位欲、名誉欲、金銭欲、情欲、怒り、にくしみ、愚痴に揺れているようでは、決して天来の宗教指導者とは言えないのです。

まず、基本的な悟りの方法としては、この世的なことで心が揺れず、心がつねに清明で、自らの守護霊と通じあい、他人の気持ちが手にとるようにわかる段階、すなわち、阿羅漢の境地をめざすべきであります。ここを経ずしては、これ以降の修行も、悟りも、ありえません。ですからまず、阿羅漢をめざすべきです。そして、それ以降の悟りのなかに、ほんものの真理に目覚めた世界があるのです。

【大川隆法『太陽の法』第4章「悟りの極致」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。
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第6章 六次元の世界
4光の海

ここで、六次元光明界の様相を、もう少し視覚的に、目に訴えるかたちで話してみましょう。

あの世の世界では上階段に行くほど光が強くなるということが、私のさまざまな著書に書いてあります。まさしくそのとおりであって、六次元光明界へ来ると、光の量が非常に多くなってきます。

みなさんが山間の道を歩いたり車で走ったりしていると、突然、目の前の視界が開けることがあるでしょう。眼下はるかに、麓(ふもと)の街が見えたり、遠くの海が見えたりと、いきなり目の前に眺望が開けたという経験を持っている人がいると思います。

まさしくこのように瞬間を、六次元光明界に入ってきた人々は感じることになります。

言ってみれば光の海です。六次元光明界に来ると、最初のうちはまぶしくてしかたがありません。夏の光を受けてキラキラと輝いている海を眺めているような気分がするのです。そのため、目が慣れるまで、しばらく時間がかかります。これは比喩として言っているだけではなく、実際、六次元光明界には非常に美しい海があります。

六次元のなかにも上下の差があるという話をしましたが、六次元には、上下すなわち縦だけではなく、横の世界の広がりもあります。横の広がりとは何でしょうか。

まず、表の世界があります。六次元世界のなかでも、主として光明界といわれているのは、表の人間として、まっとうな方向で魂を伸ばして進化してきた高級霊のいる世界のことです。

しかし、六次元には、表の世界以外にも、いくつかの世界があるのです。

たとえば竜宮界という世界があります。日本の昔話や伝説に出てくる竜宮は水に関係した霊界なのですが、この中にも高級霊たちが数多く住んでいます。この竜宮界は次元を貫いて縦にぽっかり浮かんでいます。主として六次元がその中心ですが、下は五次元や四次元にもつながっているのです。

竜宮界にはさまざまな生物が住んでいます。「人だけではなく竜などといったものもいる」と昔から言われています。竜神という存在がいて、竜宮界の高級霊たちに使者として使われているのです。

いろいろな自然現象に対して力を与えたり、歴史的な変革時に怒涛のごときエネルギーを与えたりするのは、たいてい竜神たちです。彼らは人霊ではありませんが、霊的に大きな力を持っているのが特徴です。

この竜宮界は、実際に目で見てみると、大変大きな世界であり、光の海として広がっていて、やはり水の中に住んでいるような感覚になっています。地域的に言うと、日本では、琵琶湖、三保ノ松原、中国地方の松江辺の美しい海岸線、こうしたところを縁とした霊界として、竜宮界が存在しています。

これ以外に、六次元世界の裏側には、仙人界や天狗界というものもあります。竜宮界が海の世界であるのに対して、仙人界、天狗界というのは主として山の世界です。そこでは厳しい山岳の光景が展開しており、そうした山を中心に、さまざまな霊が修行に励んでいます。

こうした霊たちは、地上にいたとき、悟りを求めてはいたのです。ただ、この世界は、肉体行に励み、超能力を求めた人たちが来るところです。すなわち、霊的能力のみを通して悟った人々がいる世界が、天狗界や仙人界なのです。彼らには人間としての温かみが欠けているように思います。

【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第3章「六次元の世界」より抜粋】
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本日前半の『太陽の法』は、
悟りの方法についての教えでしたが、驚くほど簡単な言葉で、主は以下のように教えていただいています。

『悟りの方法とは、結局のところ、仏の境地と自己の境地とが、融合されていくための手立てなのです。仏の心を心として生きるには、どうしたらよいのかという方法なのです。真理にそった生き方とは何かを探ることなのです』

また、悟りの方法として大きく二つあり、「真説・八正道」と「愛の発展段階説」をあげられており、これが人間完成の道であると教えていただきました。幸福の科学の行動理念に「愛と悟りとユートピア建設」がありますが、神仏は人間を創造されて、その目的を与えられました。人間完成の道とは、人間が最終的に菩薩・天使になる道であり、その道を歩む中で、愛を深め、悟りを得ながら、地上に仏国土ユートピアを建設することが求められています。

全世界の仏教徒が、幾転生求めても得られなかった悟りの方法について、このように簡潔に語られていること自体が奇跡です。私たちが幾転生求めていた教えも今日の『太陽の法』の教えであるならば、何度も何度も、何度も読み返して、心に深く落とし込みたいところです。
本当に奇跡だと。思います。ほんとうに『太陽の法』に出会えて、私は幸せです。そう思います。

その奇跡の法を私たちに惜しみなく教えて下さるのも主が太陽のように与えきりの存在であるからであり、そして、教え子である私たちに救済の助力者としての天使・菩薩となり、元なる魂の親であるエル・カンターレの元に還ることを、主は期待されているからです。
法を継承する者として主の期待に応えてまいりましょう。

本日の『太陽の法』では、悟りの方法の重要論点を学んでまいりました。八正道は、日々の反省の重要項目を八つに分けて実践することを目的に説いていただきました。八正道は、実践しなければ決して身につくことができません。その意味では、教えの内容を聞く―聞慧。教えの内容を考え抜く―思慧。日々の実生活に応用して教えの内容を習慣化する―修慧。「八正道」はこの三つの智慧の獲得方法である聞慧・思慧・修慧の総合体であるがゆえに、身につけることがとても難しい教えでもあります。

その習得しがたい修行を日々に少しずつ重ねることで、菩薩の入り口である阿羅漢の境地に私たちはたどり着くことができるようになります。この境地に立つことが、仏の御手足としての菩薩行のはじまりでもあります。

2023年に『地獄の法』を主より賜りましたが、『地獄の法』とは、姿を変えた『救世の法』だ。と本書の「まえがき」に記されています。救世の主人公とは、私たち菩薩になることをめざす菩薩です。その修行者である私たちが主の御手足となるためにたどり着かなければならないのが「阿羅漢」の境地です。今世主とともにある、奇跡の時代により、主の教えによって、だれもが「阿羅漢」になれるチャンスを等しくいただきました。このチャンスを絶対に逃すことなく、ともに精進を重ねてまいりましょう。

今世私たち伊勢支部の信者全員が「阿羅漢」になることをめざし、主の御手足として救世運動に参加してまいりましょう。今年は、いよいよその救世事業本番の年であるということです。

悟りの方法を、それぞれが極めつくして、世を照らす光となりましょう。
悟りの力がこの世とあの世の『地獄』を解消する大きな切り札です。『地獄の法』を深く学ぶためにも、悟りへの理解を共に深めてまいりましょう。

また、後半の『永遠の法』では、六次元世界のまばゆい光の世界を垣間見ることができました。また、水に関する裏側世界「竜宮界」や山に関する裏側世界の「仙人・天狗界」の裏世界が次元を貫いて縦に細長くぽっかり浮かんで存在しているという記述にとても関心がわきました。このあたりは経典『秘密の法』などでも説かれていますので、併せて読みたいところです。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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