62 派閥ができるのは、人の本能でもある。しかし、愛社心のある人は、簡単に外せない。
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
本日11月23日は38年を迎えます初転法輪記念日です。皆様誠におめでとうございます。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。
本日、13時より東京正心館を本会場、伊勢支部を衛星中継いたしまして、初転法輪記念式典を開催いたまします。初転法輪記念式典は26日(火)まで連日、10時・13時・19時に執り行います。この期間に、主への感謝と報恩の誓いを直接捧げさせていただきます。皆様万難を排してご参集ください。
さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。
基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】
本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
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第6章 エル・カンターレへの道
2執着を断て
自らを知るためには、自らをすてるということです。ほんものの自分を知るためには、にせものの自分をすてなくてはなりません。つまり、にせものの自分に気づくことが、にせものの自分をすてる第一歩となります。そこで、まず、にせものの自分というものを列挙してみようと思います。
一 他人から愛を奪いとる自分
まず、にせものの自分の筆頭とは、他人から愛をもぎ取ることばかりを考えている自分です。根本仏は、宇宙を与えられたのです。人間の魂も、人間の肉体も、仏から、与えられたのです。仏は、太陽も、空気も、水も、、そして、大地も、海も、動物も、植物も、鉱物も、いっさいがっさいを与えきりました。しかし、仏は、なんの報酬も求めてはいないのです。
このように、「与えきり」の世界のなかに生きておりながら、人間は、何ゆえに奪うことばかりを考えるのでしょうか。仏に、これだけの愛を与えられたら満足するというのでしょうか。
仏の愛を知らない人だけが、他人から愛を奪い取るのです。しかし、奪い取りたい他人の愛とは、、一体なんなのでしょうか。それはこの世的過ぎる評価でしょう。
この世的価値判断に一体何の意味があるのでしょうか。三次元的、唯物論的な評価をしてもらったところで、一体それが、なんの役に立つというのでしょうか。一体どれだけ、自分の向上に役立つというのですか。そのような自己愛の心は、他人と自分をへだてる壁となり、やがては、地球全体に、動物園のような金網の柵をはりめぐらすことになるのです。そういうことが、なぜわからないのでしょうか。すなわち、まちがった執着をもっているからです。だから、わからない。執着の心をもっていたのでは、ほんとうのしあわせというものを得ることはできないのです。
二 仏を信じない自分
もっとあわれむべきなのは、仏を信じていない人たちです。仏がつくられた世界を信じていない人たちです。人間とは、偶然に男女の性的結合の結果生まれて、バラバラの個人として生きているのだと思っている人たちです。ここに、最もあわれむべきにせものの自分があるのです。
「仏の救済などは信じられない。信じろというのならば、きちんと証拠を出してみろ」というような方は、すでに仏というものを裁いているのです。仏を裁けるほど、自分が偉いと思いあがっているのです。しかし、人間では、地球の誕生以前から人類を見守っている仏の存在を証明することなどできません。その証拠がほしければ、死んであの世に還ったあと、証拠を見せられるでしょう。ただし、そのときには、すでにほとんどが手おくれなのです。そして、真っ暗な世界で、自分の存在すら証明できなくなるほどの困惑に陥ってしまうでしょう。
三 精進をしない自分
にせものの自分の三番目とは、精進をしない自分です。精進をしない自分とは、第一に、怠け心のある自分であり、第二に、仏法真理を学ぼうとしない自分であり、第三に、他人を公平に見ない自分であり、第四に、素直でない自分です。
仏は、人間に、永遠の努力を期待しています。ですから、努力をしない人間は、仏の子とはいえません。
あなたは、日々、努力していますか。日々、仏法真理の勉強を深めていますか。他人の実力、他人の真価を、しっかりと評価してあげていますか。そしてまた、素直に生きていますか。素直でない人間には、向上などありません。素直でない人間は、真の魂の学習などできません。素直であるということは、それ自体が美徳であり、それ自体が仏の御心にかなっているのです。ですから、理屈ばかりをいって、他人のいう言葉に耳を傾けないのは、素直でない証拠です。
四 執着だらけの自分
いつわりの自分とは、すなわち、執着だらけの自分ということです。真実の自分を知るとは、日々、仏の心を心として生きるということです。そして、仏の心を心として生きるとは、この世が修行のための仮の世であり、すべてをすてて、やがてあの世へと還らなければならないことを知って、日々、生きるということです。たとえこの世にいくらしがみついたところで、やがては、必ずあの世へと旅立ってゆかねばならないということなのです。
人生は、無常なものであり、一日一生の思いで生きなければ、いつなんどき、死に見舞われるかもしれないのです。天国にいる人で、地上に執着をもっている人などひとりもおりません。しかし、地獄にいる人はすべて、地上に執着をもっている。その事実をいっときも忘れないことです。
【大川隆法『太陽の法』第6章「エル・カンターレへの道」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。
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第五章 八次元の世界
3空間の本質
前節では、仏の光について話をしました。本節では、光の性質をさらに探求しながら、空間の問題に入っていきましょう。
空間とは「縦・横・高さ」である。縦・横・高さでできるものは三次元である。箱のような立方体、これが空間である。
空間をこのように定義することもあるでしょう。
しかし、縦・横・高さだけを空間というのは、あたっていないのです。四次元空間、五次元空間、六次元空間、七次元空間、そして、今理論の対象となっている八次元空間が現実に存在している以上、空間とは単に縦・横・高さではないのです。そうしたことを知らねばなりません。
空間の本質とは「場」なのです。すなわち、そこに何かをあらしめようとしている意識があるということです。
場とは何でしょうか。場とは、そこを媒介として、活動の範囲として、何らかの現象が起きるところです。その分野をフィールドとして、活動の領野(りょうや)として、エネルギーが駆け巡るところです。これを場というのです。
すなわち、場とはエネルギーが充満するところであり、エネルギーが駆け抜けるところであり、エネルギーがその本来の働きをなすために必要に領域なのです。
これが本来の空間の本質です。空間とは、単に縦・横・高さからなる立方体のことではなく、仏の光が活動をし、さまざまな働きをするために必要な場のことなのです。
したがって、四次元以降の多次元空間においては、三次元的な空間の定義はあたりません。立方体ではないからです。それは、「仏の光が、さまざまな現象を起こし、さまざまな活動ができる場」という意味での意識空間であって、たんなる立方体の空間ではないのです。
【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第5章「八次元の世界」より抜粋】
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「にせものの自分を発見して、その発生原因である執着を断つこと」―これは心の修業は悪の発生原因である六大煩悩を解消するうえで最大の力になるのではないかと思います。その意味においては、悟りを得るための仏道修行における最重要な課題といえます。
にせものの自分とは以下の四つが挙げられています。
1 他人の愛を奪い取る自分
2 仏を信じない自分
3 精進をしない自分
4 執着だられの自分
にせものの自分を見破ることが、真なる自己に目覚める最大のきっかけです。
精進しない自分の問題点に素直さがないことが挙げられていますが、経営者の松下幸之助も、事業経営で大切なのは、素直さであることを取り上げています。仏道修行においても、仕事や企業経営においても、素直さが大切であることが分かります。
ところで以下の教えは、経典『地獄の法』にも一脈通じる教えではないでしょうか。
『仏の心を心として生きるとは、この世が修行のための仮の世であり、すべてをすてて、やがてあの世へと還らなければならないことを知って、日々、生きるということです。・・・
人生は、無常なものであり、一日一生の思いで生きなければ、いつなんどき、死に見舞われるかもしれないのです。天国にいる人で、地上に執着をもっている人などひとりもおりません。しかし、地獄にいる人はすべて、地上に執着をもっている。その事実をいっときも忘れないことです』
本日の学びは、幸福の科学の教義を学ぶ上でも、極めて重要であると考えます。執着を断つことは、天国世界への道が開かれることであり、同時に地獄界の解消に直接結びつきます。繰り返し読み返す同時に、必ず習慣として身につけたいところです。
後半の『永遠の法』では、前回の光の性質に続き、空間の本質について次のように教えていただきました。
『空間の本質とは「場」なのです。すなわち、そこに何かをあらしめようとしている意識があるということです。・・・
すなわち、場とはエネルギーが充満するところであり、エネルギーが駆け抜けるところであり、エネルギーがその本来の働きをなすために必要に領域なのです。
これが本来の空間の本質です。空間とは、単に縦・横・高さからなる立方体のことではなく、仏の光が活動をし、さまざまな働きをするために必要な場のことなのです』
空間とは、三次元的な立方体のことではなく、仏のエネルギーが活動する「場」であると教えていただきました。
すると、
・四次元世界は三次元+時間
・五次元世界は四次元+善(精神性)
・六次元世界は五次元+真理知識(仏法真理)
・七次元世界は六次元+利他(愛)
・八次元世界は七次元+慈悲(存在そのものが愛・与えきりの愛)
とこのようになっていますので、仏の光がよりダイナミックに自由自在に、そして、より精妙に活動するための条件が、高次元世界になるにしたがって必要になるということが分かります。
造物主であるエル・カンターレは、この地球という、私たちの魂の成長を見守るゆりかごとして、光が活動するための場を提供しているということがすこし分かりました。
とてもレベルの高い教えです。繰り返し読んで理解を深めたいと思います。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史
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