(11/20-1)324経典『太陽の法』を読む 49黄金の時代―現文明の変転―愛を超えるもの

『太陽の法』を読む

59 部下は、部下であって、部下ではない。無能な上司には、いつも「反乱」を準備している。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

新しき日を 迎えるにあたり、
主エル・カンターレに
心より お誓いいたします
本日も
正しき心の探究と
愛と
知と
反省と
発展の
幸福の原理を実践し
一層 悟りを高め
地上ユートピアの建設に
力を尽くして まいります。
生命ある限り
この仏法真理を 弘めます。
どうか 私の
今日の誓いを
お聞き届けください
ありがとうございました(合掌)

11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】

本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
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第5章 黄金の時代
9現文明の変転

アトランティスの崩壊以後、文明は、さまざまな形で、全地球上へとひろがっていきます。まず、エジプトに逃れたアモン二世は、かの地で、神様的な崇拝を受け、人々に、光に対する信仰を説きました。それと同時に、農牧を主としていたエジプトの民に、さまざまな文明の知恵をさずけたのです。のちにできるピラミッドは、このとき、アモン・ラーが信仰対象用につくった自家用のピラミッドが原型となっています。

エジプトには、そのあと、クラリオという名で、イエス・キリストの前身が出ました。いまから四千数百年前のことです。このとき、クラリオは、太陽信仰と愛の信仰を融合する立場をとって、人々を導きました。

一方、南米大陸では、ムーの子孫と、アトランティスの子孫が力をあわせて、独特の文明を築きつつありました。宇宙人を神だと思っていた彼らは、宇宙人との交信を文明の核にすえ、アンデス山中に、宇宙人が着陸できるようにと、着陸基地までつくって、一時期、そのことに熱中していたのようです。

しかし、いまから七千年ほど前、リエント・アール・クラウドという王様が、このアンデス山中の古代インカの国に生まれました。そして、宇宙人は神ではないと明言します。クラウドは、人々に、心の世界の神秘を説き、神の存在は外部にあるのではなく、心の奥底にあるのだと説きました。人間の人生の目的は、その心の世界の神秘をさぐることにあり、心を高めてゆくことによって、いかに神近き自分をつくってゆくかが大切なのだと説きました。

このリエント・アール・クラウドこそは、ムー大陸の、ラ・ムー、そしてアトランティスのトスの生命体の転生した姿なのです。そして、やがてこの生命体は、インドの地で、ゴータマ・シッダールタ、すなわち、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)となり、仏法を説くこととなります。九次元の魂は、四次元、五次元の人霊とはちがって、ひとつの巨大な光のエネルギー体なので、同一人が生まれかわるというよりは、同一生命体の一部が地上に下りてくるという言い方のほうが正しいのです。ですから、イエスの場合も、同じです。

さて、いまから、三千七、八百年前、ギリシャの地には、ゼウスが出ました。ゼウスは、「全知全能」と送り名されたように、学問にも、芸術にも、ひいでた方でした。ゼウスは、九次元における役割が芸術全般でしたので、ギリシャに華麗なる文化を起こしました。彼の考えの特徴は、人間性の解放ということにあります。ゼウスは、宗教が罪の意識によって人間を苦しめることを警戒し、人間性を明るく、のびやかに育ててゆくということに注力しました。ですから、ギリシャ神話の神々は、あかるく、楽しいのです。

さらに、いまから三千二、三百年前には、エジプトにモーセという人が生まれました。モーセは奴隷の子として生まれ、葦舟にのせて流されていたのですが、さいわいにも、ひろわれ、王宮で育てられました。成長してから、自分が奴隷の子であったことを知ったモーセは、やがて何十万という民を率いて、航海をわたり、カナンの地を目指して出エジプトをなします。

モーセは、神からさまざまな啓示を受けておりましたが、「モーセの十戒(じっかい)」が有名です。

そして、いまから二千年前に、このイスラエルの民のなかから、あのイエス・キリストが出てきます。イエスは、愛の教えを説き、やがて十字架にかかったのち、「復活」という現象を起こし、物質化して現れたのですが、彼は、弟子たちを納得させるために、一緒に食事をして見せたりしました。これが肉体としての復活でなかったことは、その後、イエスが昇天して行ったことからもあきらかです。このイエスを天上から指導していたのは、複数の霊人ですが、中心の愛の教えと信仰論、復活現象はヘルメスが担当しています。キリスト教が後世、世界宗教になった理由は、古代ユダヤの祟り神信仰(ヤハウェ信仰)を実質的に捨て去り、愛の神(エル・カンターレ)を信じたからです。もっとも、イエスを十字架にかけさせたのは、・
・はり、ユダヤの祟り神ですが、しかし、イエスを、一預言者からキリスト(救世主)に引き上げ、後世キリスト教をローマ帝国やヨーロッパに広げたのは、ヘルメス系のギリシャの神々の力が大きかったといえます。

一方、東洋では、二千五百数十年前に、釈迦がインドで仏教を説き、さらに、中国では、孔子が儒教を説きました。このように法の種は世界各地にまかれ、現代文明をつくってきたのです。

【大川隆法『太陽の法』第5章「黄金の時代」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。
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第7章 七次元の世界
10愛を超えるもの

七次元世界を貫く「愛」について考えてきましたが、愛というものは、ある意味では相対的に働くものです。人間と人間との間に働き、人間と動植物とのあいだに働き、それらの間に生ずるものが愛です。それ自体での愛、そうしたものではなかなかありえないのです。

たとえば宝石はそれ自体で輝きを持っていますが、愛はなかなかそうはいきません。相互に通い合う愛、お互いに与えあう愛―。ここに愛の本質があるようです。

といっても、相互の相対的な愛だけがほんとうの愛なのではありません。燦然と輝くダイヤモンドのように、あるいは、朝日の光を受けてキラキラと輝く水晶のように、そこにあるだけで燦然とした光を放つような愛も、やはりあるのではないでしょうか。この愛は、人間同士の愛、人間と動植物との愛、あるいは鉱物や物体に対する愛を越えたものではないでしょうか。

愛を超えるものとは、いったい何でしょうか。これに対する答えを出さなければならないでしょう。愛を超えるもの―それは「慈悲」です。

ダイヤモンドは燦然と輝いていますが、何かをもらいたくて輝いているわけではありせん。ただ永遠に輝いているのです。

誰かから何かを与えてもらうためにではなく、ただ輝いているなかに、愛を超えた大きな愛があります。無償にて与えつづける愛、毅然として存在する愛―この愛のことを慈悲といいます。

たとえば、山間の渓谷を歩いていると、ひと息ついたとき、岩間にツツジやスミレの花が美しい色合いで咲いていることがあります。スミレの花はなぜ美しいのでしょうか。花火が咲くのは何のためなのでしょうか。

花は、咲いているということ自体のなかに、一つの存在を埋め込んでいます。そして、存在の重大さ、価値というものを、人びとに問いかけているのではないでしょうか。

谷間のユリのように、ただ咲いている。ダイヤモンドのように、ただ光っている。ここに愛を超えるものの存在を感じます。

与えあうものではなく与えきるもの、存在自体が愛であるようなもの―これを慈悲というのです。慈悲とは、相手の存在にかかわらず価値があるものです。愛を超えるものとは、この慈悲なのです。

結局、慈悲とは「存在の愛」であり、存在そのものが愛となる、その人がいることだけで愛となるようなものです。

こうした存在の愛は、結局のところ、仏に近い境涯なのです。仏は在るだけで、愛を万物に与えていくのではないでしょうか。仏が存在すること自体が万物への愛なのではないでしょうか。

存在の愛としての慈悲―これが人と人との間に生ずる愛を超えるものです。だからこそ、みなさんはこの慈悲の世界へと踏み入っていかねばならないのです。

【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第4章「七次元の世界」より抜粋】
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本日、『太陽の法』においては、本日のポイントを以下まとめしまた。

〇アトランティスの崩壊以後、文明は、全地球上へとひろがる。エジプトに逃れたアモン二世は神様的な崇拝を受け、人々に、光に対する信仰を説くと同時に、農牧を主としていたエジプトの民に、さまざまな文明の知恵をさずけた。ピラミッドは、このとき、アモン・ラーが信仰対象用につくった自家用のピラミッドが原型。

〇いまから四千数百年前、クラリオという名で、エジプトにイエス・キリストの前身が出て、太陽信仰と愛の信仰を融合する立場をとって、人々を導く。

〇南米大陸では、ムーの子孫と、アトランティスの子孫が力をあわせて、独特の文明を築く
。かつてのムー人は、宇宙人を神だと思っていた、宇宙人との交信を文明の核にすえ、アンデス山中で一時、そのことに熱中していた。今で言う間違えた教えを世に流布する邪教団。

〇七千年ほど前、リエント・アール・クラウドという王様が、このアンデス山中の古代インカの国に生まる。そして、宇宙人は神ではないと明言。クラウド王は、人々に、心の世界の神秘を説き、神の存在は外部にあるのではなく、心の奥底にあるのだと説きました。人間の人生の目的は、その心の世界の神秘をさぐることにあり、心を高めてゆくことによって、いかに神近き自分をつくってゆくかが大切なのだと説いた。

〇リエント・アール・クラウドは、ムー大陸の、ラ・ムー、そしてアトランティスのトスの生命体の転生した姿。そして、やがてこの生命体は、インドの地で、ゴータマ・シッダールタ、すなわち、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)となり、仏法を説くこととなる。

〇三千七、八百年前、ギリシャの地には、ゼウスが出ました。ゼウスは、九次元における役割が芸術全般でしたので、ギリシャに華麗なる文化を起す。彼の考えの特徴は、人間性の解放。ゼウスは、宗教が罪の意識によって人間を苦しめることを警戒し、人間性を明るく、のびやかに育ててゆくということに注力。

〇三千二、三百年前には、エジプトにモーセという人が生まれました。モーセは奴隷の子として生まれ、王宮で育てられました。成長してから、自分が奴隷の子であったことを知ったモーセは、やがて何十万という民を率いて、航海をわたり、カナンの地を目指して出エジプトをなす。

〇二千年前に、このイスラエルの民のなかから、あのイエス・キリストが出る。イエスは、愛の教えを説き、やがて十字架にかかったのち、「復活」という現象を起こし、物質化して現れた(※肉体の復活でない)。このイエスを天上から指導していたのは、複数の霊人のなかで、中心の愛の教えと信仰論、復活現象はヘルメスが担当。キリスト教が後世、世界宗教になった理由は、古代ユダヤの祟り神信仰(ヤハウェ信仰)を実質的に捨て去り、愛の神(エル・カンターレ)を信じたからです。イエスを十字架にかけさせたのは、やはり、ユダヤの祟り神。しかし、イエスを、一預言者からキリスト(救世主)に引き上げ、後世キリスト教をローマ帝国やヨーロッパに広げたのは、ヘルメス系のギリシャの神々の力。

〇東洋では、二千五百数十年前に、釈迦がインドで仏教を説き、さらに、中国では、孔子が儒教を説きました。このように法の種は世界各地にまかれ、現代文明をつくった。

このように、アトランティス文明崩壊後、現文明の古代にいたる時代の変遷を走馬灯のように振り返りました。現文明の基礎を創った九次元大霊たちの活躍を知るにつけ、いまという時間が、膨大な時間の流れによって支えられているということを考えざるをえません。過去の偉人たち・すべての霊存在に感謝を捧げつつ、現代に必要な学びをともに重ねてまいりたいと考えました。

後半の『永遠の法』では、愛を超えるものは「慈悲」であることを学びました。
最後の言葉はとても感動的です。

『与えあうものではなく与えきるもの、存在自体が愛であるようなもの―これを慈悲というのです。慈悲とは、相手の存在にかかわらず価値があるものです。愛を超えるものとは、この慈悲なのです。

結局、慈悲とは「存在の愛」であり、存在そのものが愛となる、その人がいることだけで愛となるようなものです。
こうした存在の愛は、結局のところ、仏に近い境涯なのです。仏は在るだけで、愛を万物に与えていくのではないでしょうか。仏が存在すること自体が万物への愛なのではないでしょうか。

存在の愛としての慈悲―これが人と人との間に生ずる愛を超えるものです。だからこそ、みなさんはこの慈悲の世界へと踏み入っていかねばならないのです』

私たちも、精進に精進を重ねて、ともに愛を越えた慈悲の力に目覚めときまで、愛を与えつくし、見返りを求めない美しい心を取り戻しましょう。それは日々に隣人に愛を与えることから始まるのだと強く思いいます。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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