28 無神論・唯物論の宗教家は、一人残らず詐欺師である。
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。
さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。
基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】
本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
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第2章 仏法真理は語る
8 心の作用
人間は、仏の意思によってつくられた意識体であり、霊であり、魂なのです。
そのことについては、私は、すでに何度も述べました。そして、魂の中核、中枢が心であることも説明しました。
そこで、今度は、その心というものについて、さらに研究してみたいと思います。心の作用、心の機能という話になっていくはずです。
「想い」は、よく人に通じるといいます。つまり、心のなかで、ある人を好きだとなと思っていると、その「思い」がいつのまにか相手に伝わり、相手もこちらに対して好意をもってくれるようになる。そういうことが、実際、ままあります。また、反対に、心のなかで、ある人をきらっていると、そのきらいな「思い」がいつのまにか相手にも伝わって、妙によそよそしくなってきたりもする。では、なぜこうした以心伝心ともいえるようなことが現実に起きるのでしょうか。その点について、考えてみたいと思います。
心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。仏は思いによって、各次元構造をつくりました。三次元宇宙をつくり、人間の魂をつくり、人間の肉体をもつくったのです。人間そのものが、仏の意識体の一部であり、ひとつの完結した小宇宙でもあるわけです。したがって、人間の心の作用は、すなわち、これ、仏の創造作用と同種同根のものだといえます。つまりは、心なかで考えること、思うことの一つ一つが、この三次元宇宙空間と、多次元宇宙空間のどこかに、何かを創造しているのです。そして、各人のおもいの総合体が、実在界をつくりあげている力となるのです。
ところで、おもいとひとくちにいっても、おもいにも、やはりいくつかの段階、程度の差があります。
まず、「思い」は、日常生活のさまざまな瞬間に、心のなかに去来するおもいであり、各人の日常の精神活動の一環だといって良いでしょう。
つぎに、「想い」は、ある程度具体性のある考えです。「思い」が、海岸に一日中寄せては引いてゆく波のようなものだとすれば、この「想い」とは、ある程度、継続性があり、具体性のあるビジョンであり、それを視覚化し、映像化することができるものだということができます。「想い」は、ストーリー性をもっており、たとえば、流れてゆく川の水のように、継続性と方向性があるものなのです。
さらには、「念い」という段階があります。ここまでくると、おもいも、はっきりとした創造性をもっています。いわゆる念力の「念」です。四次元以降の多次元世界では、この「念い」が仏に似た創造作用をもって、いろいろなものをつくり出していますが、三次元世界においても、かなり物理的な力をもった精神作用だということができます。
たとえば、ある人をよい方向に導きたいという「念い」が集中してくると、その人の心境が一転したり、その人の環境が急転回して好転したりすることが現実に起きてきます。また、逆に、ある人を「憎い」と念う「念」が集中化してくると、その対象となった人は病気がちになったり、運命が悪化したり、早死にしたりすることもあります。
これは、個人の場合ですが、集団でも同じことがいえます。この地上を仏国土、ユートピアにしたいと願う人が、何十万、何百万と出てきて、その「念い」が集中、増幅されてくると、地上世界の一角から光で出てくる。そして、人々の心にその光が浸透して、どんどん幸福な世界がひろがってきます。そのため、この地上界が、「菩薩界」にとかわってゆくのです。
もちろん、この反対のケースもあります。その地上界が人々の悪い念い、すなわち、憎悪、怒り、利己主義などの念いで満ちてくると、どうなるか。霊眼で見ると、まるで雷雲を思わせるような、暗雲のごとき想念エネルギーが地上世界のいろんなところにぽっかりと浮かび、この想念帯が、さらに大きな混乱を地上に起こすための物理的な力に変わっていっているようです。
このように、人間の心の作用とは、すばらしいものであり、反面、こわいものでもあります。そのためにこそ、私たちは、自分自身をよくふりかえり、心の作用を確かめる必要があるのです。
【大川隆法『太陽の法』第二章「仏法真理は語る」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。
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第1章 四次元の世界
9過去世の記憶
天国・地獄について、いろいろと述べてきましたが、四次元世界において最も驚くべきことは、過去世の記憶がよみがえってくることです。あの世に還った霊にとって、これが最も珍しくもあり、驚きでもあります。
地上にいるときには、赤ん坊として生まれ、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と、勉強しながら大人になり、やがて歳をとっていくという人生経験を誇っているわけです。しかし、あの世に還ってみると、ほんとうの人生経験というのは、それほど短いものではないことが分かります。
しかも、それは数千年、数万年といった程度ではなく、百万年でもありません。もっともっと古いものです。数千万年、数億年の歴史を、みなさんの魂は刻んでいます。あの世に還ると、こうした過去世の記憶が戻ってきます。そして、「はるか昔から自分は人間として生きてきたのだ」ということを知るのです。
ただ、地獄にいる人たちには、過去世の記憶がなかなかよみがえってきません。地獄は非常に苦しく厳しい世界であり、現在ただいまにおいて苦しみが多いと、過去を振り返ることがなかなかできないからです。
たとえば、歯痛のために七転八倒の苦しみをしている人に、「自分の過去を思い出してみなさい。過去を反省してみなさい」と言っても、そう簡単にはできないでしょう。それと同じく、苦しみのなかでのたうちまわっている地獄霊にとっては、ほんとうは過去世の記憶をひもとくことが可能であっても、事実上、できないのと同じなのです。
一方、天国に還った人たちには、過去世の記憶がよみがえってきます。
といっても、過去世を思い出す能力には人によって差があります。平凡な人間として生き、あの世に還った人の場合は、せいぜい一代か二代ぐらい前のことが、かすかに思い浮かぶにすぎませなん。それは、「はるか昔に、そうしたことがあったな」という程度の記憶です。
しかし、さらに上段階の霊に進化していくと、過去世のことをもっと明確に思い出すことができます。菩薩は数万年ぐらい前のことまで思い出すことができます。如来になると、もっと昔のことまで思い出していくことができます。如来は、数十万年、あるいは百万年ぐらい前のことまで、思い出そうとすれば思い出すことができるのです。
そして、九次元の大如来になると、天地創造のことからの話を思い出すことができます。「はるかなる数億年の昔に、どのようにして自分たちが生まれ、どのようにして地球が生まれ、どのようにして人類が進化してきたか」ということを、一つひとつ思い出すことができるのです。
このように、過去世の記憶を思い出すといっても、その霊の置かれた立場によって、思い出す領域が違ってきます。
これは展望台に上るのとよく似てています。高い展望台に登れば登るほど、遠くまで見渡すことができますが、展望台が低ければ近いところしか見えず、地下室に降りてしまえば何も見えません。これと同じです。地下室、すなわち地獄にいたのでは何も見えませんが、高く登れば登るほど、遠くまで見ることができます。つまり、大昔まで思い出すことができるということです。
このように、過去世の記憶といっても、一代前しか思い出さない人、何代も前まで思い出す人、何十代、何百代前まで思い出す人と、いろいろです。この辺が非常に神秘的なところです。霊的自覚を積めば積むほど、本当の意味で、過去・現在・未来というものが見えてくるようになるのです。
【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第一章「四次元の世界」より抜粋】
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『人間は、仏の意思によってつくられた意識体であり、霊であり、魂なのです』
これは、悟りの第一歩としてとても重要な言葉です。今後の学びでも繰り返し出てきますので覚えてしまいましょう。
本日の学びは、ひときわ大切な教えでないかと思います。心の作用とは、心の力に他ならないからです。ナポレオン・ヒルの有名な言葉に「思考は物体になる」がございますが、これも心の作用を短く説明するものです。まさに、こころにおもうことが、「思い」となり、「想い」になり、やがで「念い」になって、形なきアイデアが形あるものへと姿を変えていきます。
このように考えると、おもいが「祈り」になるのか「呪い」になるのかは、心に描く思いの性質によるのだということがよくわかります。
つまり、心のなかの善いおもいが、「念い」になれば、それは愛を具体化する「祈り」になり、
心のなかの悪しきおもいが、「念い」になれば、それは憎しみが具体化する「呪い」になります。よって、心のなかに何を思い描くかがとても大切であり、この地上に仏国土ユートピアを建設するために、仏は「仏法真理」を人間に与えてくださいました。私たちは、心のなかに、常に、「仏法真理」を思い描き、幸福な過去・現在・未来を創造することを仏から気期待されている存在です。
本日の教えでとても重要である箇所は
『心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。仏は思いによって、各次元構造をつくりました。三次元宇宙をつくり、人間の魂をつくり、人間の肉体をもつくったのです。人間そのものが、仏の意識体の一部であり、ひとつの完結した小宇宙でもあるわけです。したがって、人間の心の作用は、すなわち、これ、仏の創造作用と同種同根のものだといえます。つまりは、心なかで考えること、思うことの一つ一つが、この三次元宇宙空間と、多次元宇宙空間のどこかに、何かを創造しているのです。そして、各人のおもいの総合体が、実在界をつくりあげている力となるのです』
ここではないかなと私は考えます。真に心の力に目覚めた方は、神や仏と同じことを常に思い描き、それを自らの身の回りに実現することができる存在です。
常に主なる神、エル・カンターレとともにあるために、主の教えである仏法真理を心に描き続けて、主の御手足となって隣人を救い助け、ともにこの地上にユートピアを創造してまいりましょう。心の力は無限大です。
また、『永遠の法』では、この世の使命を果たして、あの世に還ったら、過去世の記憶がよみがえってくるという事実を学びました。そして、その記憶も、悟りの段階に応じて、遠い過去世まで思い出すことができるということでした。高級霊になればなるほど古い時代の記憶をよみがえらせることができるということです。反省によって、悟りの力によって、心の透明度が上がれば、より高次元世界へと還ることができるようになりますが、それは、展望台で高いところへ行けば行くほど遠くを見渡せることに似ているという教えがとても印象的でした。悟りの段階に応じて、遠くの過去を知る能力というものが、帰天後よみがえるということは、新鮮な驚きです。
また、地獄に堕ちた霊が、過去世の記憶を思い出せない理由も、地獄霊たちは、現在ただいまの苦痛や苦しみ、悲しみ、あらゆる暗い想念、ネガティブな感情に囚われていて、とても過去世を思い出す心の余裕がなくなっているからであるという説明に納得がいきました。やはり心に執着があると霊としての本来の力が生かされないことがよく分かります。
では、なぜこのように、生きている間にあの世のことや、前世記憶を思い出せないのか。その理由は地球での地獄の成り立ちととても関係が深いことを、第五節守護霊・指導霊の仕組みにて学びました。この世とあの世に地獄領域ができるまでは、地上に生きている人間は霊界との交信が可能で、過去世のことも、地上に生きながら覚えていました。しかし、一億二千万年前にルシフェルが高級霊に反乱を起こし、地獄領域が四次元世界に出来上がったときに、地上三次元世界が急速に地獄化したことを受けて、この地球でのルールが一部書き換えられています。『太陽の法』のp92にはこのようにあります。
『そのとき、アモール、すなわち、現在のイエス・キリストの提案で、次の三つのことを決めたのです。
一、悪霊の完全な支配を避けるため、今後、地上界の人間には、原則として、霊界と同通させないこととし、物質世界で、よりよき人生を選びとる方向で努力させる。
二、地上に誕生するとき、各人に守護霊を一名つけ、地獄界からの誘惑から身を守らせることとする。
三、実在界のことを完全に忘却されてはこまるので、今後、一定の周期ごとに、光の大指
導霊を地上に派遣して、宗教を説かせ、あの世の実在世界について、人々に知らしめる。
この三原則は、それ以降、一億年以上にわたり、守られております。しかし、地獄界がかなり巨大なものとなったため、一名の守護霊の力だけでは、魂修行をしている人間をまもりきることが、とてもむずかしくなってきました。しかも、宗教家以外の一般の人々は霊界通信が禁止され、したがって、過去世の記憶を思い出すことが不可能になったため、かえって、この世の物質的欲望にのめり込んでゆくようになりました』
このように、過去世の記憶というものは、基本的には、あの世に還ったときでなければ思い出すことができなくなってしまいました。これは、地上での私たちの魂修行が円滑に行えるようにする配慮ではありましたが、これが地上での唯物論・無神論を広げる遠縁にもなっているので、とても難しい問題です。このことは『太陽の法』を読み解くことでしか理解することができない学びでありますので、共にさらに学びを深めてまいりましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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文責:蒲原宏史
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