(10/12-1)285経典『太陽の法』を読む 10地球霊団の増加と堕落者の出現―【永遠の法】あの世とこの世

『太陽の法』を読む

20 信仰篤き者は、信仰の光で、悪質菌を滅菌し、痰(たん)として輩出する。
 
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、本日から『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】

本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】

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〇太陽の昇る時
10地球霊団の増加と堕落者の出現

地球霊団は、このようにして、一億三千万年ほど前には、エル・カンターレ系が四百億人以上、他惑星系が三十億人ほどにも膨らんでおりました。しかし、このころ、他惑星人霊を大量に増やすべきだとの提案が、エンリルを中心として出されたのです。エンリルの考えによると地球に移住して来た比較的高度に発達した人霊を本体として、五人の分身をつくり、各人に交代で地上生活をさせたほうが、魂学習上効率が良いということでした。そこで、バイトロンという巨大な装置がつくられ、このバイトロンで高次元の光を増幅させ、本体に照射することによって、五人の分身を誕生させました。しかし、バイトロンによる人霊創造は、数億人で打ち止めとなりました。

というのは、バイトロンによって創造された分身のなかには、霊格の低いものが多く、地上生活を経験しているうちに、自分が本来霊であることを忘れ、物質や肉体煩悩にとらわれて堕落し、ほかの正常な霊たちに害悪を及ぼすものが増えてきたことです。こうした人霊が、死後、低級霊界に磁場をつくりはじめ、四次元幽界に、暗い想念を持った人々がグループをつくりはじめました。すなわち、これが、地獄界のはじまりです。エンリルの失策は、最初の移住時の不調和事態に続き、再び、エル・カンターレの厳しい教導を受けることとなりました。

しかも、一億二千万年前に、ルシファーが天上界の高級霊たちに反乱を起こして、一大地獄界をつくりあげたとき、彼らの想念エネルギーのくもりで、地獄界には二度と仏の光が差さなくなり、寒い暗黒の世界となりました。

さらに、こまった問題は、四次元幽界の一部にこのような暗黒世界ができたために、三次元地上界にも、仏の光が射さないところが出てきはじめたことです。たとえ太陽がまぶしく輝いていても、空に雲がかかれば、地上に影ができ、くもってしまいます。これと同じように、一億二千万年前よりこの方、三次元地上界に、ありとあらゆる害悪と混乱が起き始めたのです。

それ以来、一億年以上の期間、この三次元現象界を中心として、地上を浄化しようとする高次元の諸如来、諸菩薩たちの努力と、なんとか三次元に自分たちの住処を拡張して、地獄の苦しさからのがれようとする、ルシファーを筆頭とする地獄の悪魔や悪霊たちとの抗争がつづいているのです。このため、エル・カンターレは、何度もその分身を下生させ、悟りの力によって光の指導霊を養成する強力な指導体制をつくりあげていったのです。

私のこの『太陽の法』は、三次元地上世界に、本来の仏の光を輝かすために、いま一度、仏法真理の太陽の光を、その輝きを取り戻すために書かれているのです。

みなさん、こうした地球霊団の歴史を十分に理解されたうえで、これから、私が説いていく法が、いかに切実な思いから発しているかをご推測ください。『太陽の法』とは、本来の光の世界、仏国土を取り戻すための、救世の法なのです。

【大川隆法『太陽の法』第2章「仏法真理は語る」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間に関する教えを振り返ります。
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〇まえがき
本書は、まさに、その書名の如く『永遠の法』そのものです。かつて説かれたこともなく、これからも説かれることのない久遠の真理を、一冊の書物に、理論的形で凝縮したものです。

人生の真理を網羅した、法の巨大な体系【※太陽の法】、数千年以上の視野をもって、諸如来、諸菩薩たちの活躍を語る時間論【※黄金の法】、そして、この世を去った実在界の次元構造を明確に説明し尽くす空間論【※永遠の法】、その三本柱が、エル・カンターレの法を特徴づけるものです。本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。

今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。

一九九七年七月 
幸福の科学総裁 大川隆法
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〇四次元の世界
1あの世とこの世
人間にとって、「自分はどこから来て、どこへ去っていくのか」ということは重大問題であり、これが心の底から離れることはないでしょう。しかし、人間がどこから来て、どこへ去っていくのかという問題に、明快に答え切ったことがある人は少ないと思われます。

なぜなら、この問題は、あの世とこの世の関係を解明せずしては答えが出ないものだからです。しかも、残念ながら、現在、地上にある学問には、あの世とこの世について明快にら説明するだけの学問的蓄積もなければ、確立された方法論もありません。

かすかながらも、あの世とこの世を解明する手立てとして、時代時代に現れる霊能者の活躍があります。といっても、霊能者にもさまざまな人がいます。そのなかには、ほんとうに信頼できる人もいますが、たいていの場合は、人格的に未熟な人、人格的におかしい人です。

そのため、世の人々は霊能者のの言葉を一様には信ずることができません。霊能者といわれる人が「〇〇の霊が見えた」「あなたは一年後にこうなる」などと言ったとしても、それを実証するものは何もありません。そのため不安感が残り、なかなかそれを信じることができないのです。

すなわち、あの世とこの世を解明するにあたっての不確かさというのは、追体験ができないというところに原因があるのです。

もし誰もが霊能者と同じような体験を重ねることができるならば、あの世があることを、すべて人が認めるでしょう。しかし、実際には、特殊な人にしか追体験を許さないことになっています。

それゆえ、普通の人にはあの世の存在が分かりません。そこで、世の常識ある人びとは、あの世の存在や、あの世とこの世のかかわりというものを、認めたがらないわけです。

人間は人生論や人生の目的を常に考える存在ではありますが、それは一大問題であるため、「大宇宙のなかにおいて、自分はどのような存在なのか」ということを明確につかむまでは、人生観や人生の目的を確立しないのです。

もし、唯物論者の言うがごとく、母親のお腹の中に生命がいきなり発生して、六十年、七十年を生き、やがて火葬場で焼かれると、人生がそれで終わりになってしまうのならば、それなりの考えを持って生きていかねばならないでしょう。

ところが、宗教家たちが言うように、「あの世、実在界という世界があり、魂はあの世からこの世に生まれ変わってきて、何十年かの人生を生きる。そして、この地上を卒業した後も、実在界において、さらなる魂の向上をめざしている」というのが真実ならば、取るべき考え方は違ってきます。

人生を学校教育にたとえた場合、いくつかの見方があると思いますが、唯物論の考え方は、「小学校の六年生が住めば義務教育が終わった」というような考え方でしょう。それは、人生を小学校のなかに閉じこめているのです。

しかし、「霊界という世界があり、人間は永遠の生命を持って転生輪廻している」という考え方は、「小学校を出ても、中学校があり、高校があり、大学があり、大学院があり、そして社会に出てからも様々な学びがある」というように、連綿と続く学習の場として人生を考えることになります。

こうした二つの定点から人生を見た場合、どちらが人間の進化や向上に役立つかといえば、結論は明らかでしょう。永遠の進化を目指すという観点に立ったときに、人間ははるかに向上していくということです。

人生は一回かぎりであり、人間は、わずかな期間だけしか生きていない、線香の花火のような存在だとするならば、人生には重大な意義も目的も見いだせないのではないでしょうか。

その短い期間を線香花火のように燃え尽きるるために、人間はさまざまな快楽に耽り、物質欲におぼれ、放恣(ほうし)な生活をしてしまうのではないでしょうか。また、誰もが個人主義に陥っていくのではないでしょうか。

わずか数十年の人生であるならば、「自分が楽しまなければ損だ」という考えになってしまっても、おかしくはないかもしれません。

しかし、永遠の人生であれば、「人のために奉仕したことが、やがては必ず自分自身の魂の糧になって戻ってくる」と考えられるのではないでしょうか。

したがって、人生観、あるいは人生の目的と使命を考える際に、あの世とこの世という視点を理解しておくのは非常に大切なことです。これを外しては、人生や人間を、本当の意味で知ることはできないのです。

【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 より抜粋】
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本日の『太陽の法』の学びは、
地獄の起源は、一億二千万年前のルシファーの堕落によって、四次元幽界に仏の光を拒絶したことで出来上がった暗闇の世界でした。また地球における地獄の起源を教えていただいた点はかなり人類にとって重要な教えとなっています。一億三千万年をさかのぼって、経典『地獄の法』が説かれる縁起がここに示されています。もう一度引用すると

『バイトロンによって創造された分身のなかには、霊格の低いものが多く、地上生活を経験しているうちに、自分が本来霊であることを忘れ、物質や肉体煩悩にとらわれて堕落し、ほかの正常な霊たちに害悪を及ぼすものが増えてきたことです。こうした人霊が、死後、低級霊界に磁場をつくりはじめ、四次元幽界に、暗い想念を持った人々がグループをつくりはじめました。すなわち、これが、地獄界のはじまりです。エンリルの失策は、最初の移住時の不調和事態に続き、再び、エル・カンターレの厳しい教導を受けることとなりました。

しかも、一億二千万年前に、ルシファーが天上界の高級霊たちに反乱を起こして、一大地獄界をつくりあげたとき、彼らの想念エネルギーのくもりで、地獄界には二度と仏の光が差さなくなり、寒い暗黒の世界となりました。

さらに、こまった問題は、四次元幽界の一部にこのような暗黒世界ができたために、三次元地上界にも、仏の光が射さないところが出てきはじめたことです。たとえ太陽がまぶしく輝いていても、空に雲がかかれば、地上に影ができ、くもってしまいます。これと同じように、一億二千万年前よりこの方、三次元地上界に、ありとあらゆる害悪と混乱が起き始めたのです。

それ以来、一億年以上の期間、この三次元現象界を中心として、地上を浄化しようとする高次元の諸如来、諸菩薩たちの努力と、なんとか三次元に自分たちの住処を拡張して、地獄の苦しさからのがれようとする、ルシファーを筆頭とする地獄の悪魔や悪霊たちとの抗争がつづいているのです。このため、エル・カンターレは、何度もその分身を下生させ、悟りの力によって光の指導霊を養成する強力な指導体制をつくりあげていったのです』

地獄が地球にできたことで、地球は大混乱に陥るのですが、すこし視点を変えて考えると「地獄ができたから光の指導霊を養成する指導体制を地球に敷くことができた」と逆説的に捉えることもできます。主におかれましては、すべて織り込み済みであったのではないかと考えられます。主におかれましては、エンリルやルシフェルの傾向性はすべてお見通しであったはずですから。

とにもかくにも、本日の教えは、経典『地獄の法』に続いて、そもそも地獄がなにゆえに出来上がったのかを知るうえで、大変貴重な学びとなっています。

ちなみに、かつて暁の天使ルシフェルと呼ばれ、七大天使の一人であった彼が、ルシフェルと名を変えて神に反逆を起こしたのは、九次元霊のエンリルに対する嫉妬が原因であったと教えていただいています。

その意味において、嫉妬は愛の反対であり、地獄の精神的起源であったともいえます。私たちは、その意味において、嫉妬が引き寄せる闇を撃ち砕くために、常に嫉妬の逆である「祝福」から生まれる「愛」、そして「愛から祈りへ」その心の姿を変えていかなければなりません。

また、本日から、経典『永遠の法』を共に振り返ります。本日の引用では、

『人生を学校教育にたとえた場合、いくつかの見方があると思いますが、唯物論の考え方は、「小学校の六年生が住めば義務教育が終わった」というような考え方でしょう。それは、人生を小学校のなかに閉じこめているのです』

この教えは、『黄金の法』の第二章第一節「唯物論の呪縛」p74と『太陽の法』の第一章第四節「有限と無限」p29の亀と漁師の例え話などと併せて読むと理解が深まります。

私たち信仰者が戦っているのが、この世の唯物論と無神論です。これを打ち砕くためにその間違いを私たちが認識している必要があります。

私たちの魂は永遠に不滅です。器としての肉体や形あるものはすべて壊れ、なくなります。器にある「霊」は永遠に生き続けているのです。これを知ることが悟りの第一歩となります。

本日の学びでは、
『人生観、あるいは人生の目的と使命を考える際に、あの世とこの世という視点を理解しておくのは非常に大切なことです。これを外しては、人生や人間を、本当の意味で知ることはできないのです』

この言葉が印象的でした。

少しずつ読み解いて、エル・カンターレの法の輪郭、幸福の科学の基本三部作についての理解を深めてまいりましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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