(8/26-2)57『仏陀再誕』を読む―政治と経済―政治・経済のなかで―阿羅漢の修行

『仏陀再誕』を読む

63 妖怪「ぬらりひょん」の特徴としては、すぐに人の背後に回り込む点があげられる。正面から人に見られるのを嫌がり、後ろで、お茶など飲みながら、エネルギーを吸ったり、耳元でささやいたりする。人が夕方にくたびれている時は、「ぬらりひょん」にエネルギーを抜かれていることが多い。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

40 黒いカラスが急降下して、動物たちの背中の毛を抜いていた。巨大パンダに化けた黒鬼と白鬼が、口から炎を吹いて、悪いカラスを焼き尽くした。生前、タカリ屋だった魂たちだった。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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【正業】〇「自分の魂」を仕事のなかに生かそうと努力する

この職業上の問題点は多岐にわたります。それは、みなさんも自覚しているとおりです。相当の幅広い職業がありますし、またねそのなかで要請されている職務態度もきわめて多様です。

ただ、言えることは、少なくとも「正業をしている」と言えるためには、まず、その仕事のなかにおいて自己発揮ができていなければなりません。

自己発揮というのは、「あなたがこの世に生命を持った意味を、その仕事のなかに見いだす必要がある」ということです。「あなたがこの世に生を享(う)けたことの意味が現れなければいけない、発揮されなければならない」ということです。

「自分の魂」を仕事のなかに生かそうとする努力が必要です。そうではなく漫然と終わるのであれば、これは、大変残念なことです。後の「正命」にもかかわることですが、大変残念なことであります。「真の意味において自己発揮ができる」ということが、正業のための重要なことの一つなのです。

【大川隆法『真説・八正道』第五章「正業」197pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、1989年7月に説かれました『仏陀再誕』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第四章 政治と経済 

諸々の比丘、比丘尼たちよ。
私の言葉をよく聞きなさい。
私は、かつてあなたがたに、
心について、心の教えについて、
さまざまに語ってきたはずである。
そして、心の教えとは、
時代を超え、地域を超え、人種を超えて、
いつも妥当する教えであると説いてきたはずである。

○政治・経済のなかで
しかし、
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
あなたがたが生まれているこの時代、この地域には、
あなたがたが過去、修行によって学ばなかったものがある。
あなたがたは今の時代において、
政治をどうとらえたらよいかが、わからないであろう。
あなたがたは今の時代において、
経済をどうとらえたらよいかが、わからないであろう。
その通り、
私は、過去あなたがたに政治の道は説かなかった。
私は、過去あなたがたに経済の道は説かなかった。
わたしは、過去あなたがたに、政治や経済を離れ、
ただ心の安らかさを求めよ、と説いた。
しかり、しかり。
今の時代においても、心の平安こそが、心の調律こそが、
そして、悟りの道こそが、至高の徳であることは変わりがない。

しかし、
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
この時代に、この政治のなかに、この経済のなかに、
生きているあなたがたは、
いかに惑い、いかに戸惑うことであろうか。
そうしたあなたがたの姿を見ていると、私は涙を禁じえないのである。
比丘、比丘尼たちよ。
しかし、惑ってはならない。
この世に現れたるものは、すべて真実の仏の心が、
何らかの形で展開しているのである。
したがって、
あなたがたは、いたずらに政治から逃れようとするな。
あなたがたは、いたずらに経済から逃れようとするな。
あなたがたの今世の修行は、
この政治のなかにあって、この経済のなかにあって、
心清く、心正しく、心穏やかに生きるとは、そして、
仏の心にかなって生きるとは、
いかなることであるかを示すことではないか。
そう、時代は変わった。
されど、永遠の法は変わらない。
その永遠の法を人びとに伝えるためには、
あなたがたは、この世の中のものをすべて否定してはならない。
この世の中に潜むあらゆる善を発掘し、
この世の中に現れる、あらゆる悪を消し去ろうと努力せよ。
そして、そのなかに真の修行者の道を得なければならない。

○精神の支柱
諸人よ、よく聞きなさい。
今、私が法を説いているこの日本という国は、
世界をリードする時代に入ってきた。
しかし、世界をリードする国が、
その拠りどころとすべき精神的支柱を持っていない。
これは、憂うべきことだ。
一家において、主人が、家長が、
心正しくよく働き、みなのものを善くまとめていってこそ、
家庭は繁栄する。
同じように、国の政治を司る者が、
心清く、心正しく、欲望から離れ、執着から離れて、
そうして民の幸福をのみ考え、
多くの者どもを幸せにすることのみを考えて、政(まつりごと)を行うとき、
国は自ずから治まり、そして平らかとなる。
されど、今、この日本の国には、帰依すべき法がない。
国家が帰依すべき法がない、教えがない。
嘆くべきことである。
私は、そう思う。
国家というものを、永遠不滅のように考えているのか。
それは、時代により、地域により、人びとにより、変わってきたものだ。
その名前が変わろうとも、その地域が変わろうとも、
しかし、その背後にあって永遠不滅の法があった。
永遠なる法があったのだ。
永遠なる法は、仏から流れ出て、
そして、仏の心を忠実に地上に顕(あら)わさんとして出てきたのだ。

【大川隆法『仏陀再誕』第四章「政治と経済」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第六章 人間完成の哲学
7 阿羅漢の修行

阿羅漢の修行について、さらに話を進めましょう。

千人の人が修行に打ち込んだ場合、指導者がよく、各人の心掛けもよければ、千人が千人、阿羅漢向に達することが可能です。そして、少なくとも一週間や二週間は、その状態を維持することが可能だろうと思います。

しかし、そこから阿羅漢果に達することができる人は、その千人のうち五十人ぐらいだけなのです。そして、そこから菩薩になっていくのは、その五十人のなかで五人内外にすぎません。これほど厳しい試練が待ち受けているのです。

それでは、阿羅漢の修行として最も大切なことは何でしょうか。これには、主として二つの徳目があります。

第一の徳目は、「一生涯、すなわち死ぬまで自分を磨きつづける」という心構えを持つことです。人間の心はガラスのようにすぐ曇りができて汚れるので、ガラスを磨くがごとく、毎日、自分を磨き続けることが必要なのです。

そのためには、自分を磨くことを日常生活に取り込んでしまわなければなりません。食器を洗うがごとく、洗濯や掃除をするがごとく、毎日毎日、みずからの心を磨いていき、それを一生涯、続けていくのです。

第二の徳目は、謙虚な姿勢です。なぜなら、阿羅漢の段階でいちばん危険なのは増上慢であり、小さな悟りで満足し、小成してしまう人が出やすいからです。

特に、阿羅漢の状態では霊的現象が起きやすいので、注意が必要です。阿羅漢の状態になると他人のオーラが見えたり、守護霊の声が聞こえたりすることがあるので、「自分は偉大な光の菩薩である」と錯覚することも多いのです。

したがって、みずからを謙虚に見つめていくことが大切になります。霊的現象が起きたとしても、それに慢心することなく、一つの経験として静かに受け止め、玉石のなかの玉を選んでいく工夫をすることです。

すなわち、霊的感覚においても安定感が大事なのです。優れたドライバーが自動車を手足のごとく扱って安全運転するように、霊的現象を難なく動かせるようになれば問題はなのですが、現実にはそうでない人が多いのです。

第一に、一生涯を通じて己を磨いてく姿勢を忘れないこと。第二に、謙虚さを特に肝に銘ずること。そして、謙虚さを忘れる原因の一つに霊的現象があるので、それに対して注意すること。

阿羅漢の修行においては、これらが大事なのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第六章「人間完成の哲学」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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