〇【正精進】知識を実践で示せ
ただ、どうしても私が言ってきたいのは、「いくら仏法真理を学んだとしても、実生活において奇人変人のように見られる態度だけは、私は許さない」ということです。
私たちが目指しているのは、「どこででも通用する人材の育成です」「仏法真理の空間だけ通用して、それ以外では通用しない」というような人をいくらつくっても、世の中は変わりません。仏法真理を学んで心が変わり、そして、その光を世の中にも還元できるようなみなさんであって初めて、修行が生きていると言えるのです。・・・
ですから、
「学んだ仏法真理を、学んだ知識を実生活で示せ。
その悟りが本物であるならば実践せよ。
実践されているかどうかは、周りを見れば分かるはずだ。
他の人の自分への接し方を見れば分かるはずだ。
そして、それが退化することなく、
いっそう素晴らしいものとなっているかどうか、
自己確認する姿勢を持ちなさい」
と言っているのです。
【大川隆法『真説・八正道』第五章「正精進」237pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。
引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。
今日の一日を振り返りつつ、教典『仏陀再誕』を振り返ります。
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第五章 忍耐と成功
○平凡のなかの悟り
さて、以上のたとえ話で私が何を話したかったか、
あなたがたにわかるだろうか。
この大男と村人というのは、けっして別々の人のことではない。
実は、あなたがたの心のなかに住んでいる住人であるのだ。
あなたがたの心のなかには、
実はどうすることもできない粗暴な大男がおり、
またその大男に対して、脅(おび)え、恐れおののく
小心な自分というものがある。
誰の心のなかにも、こうしたものはあるのだ。
自分の心を統御しようとしても、
どうしても欲望にひかれてゆく心があるはずだ。
その欲望にひかれている心は、
たとえば異性を見ては、心が狂い、
金銭を見ては、心が狂い、
また他人の持ち物を見ては、心が狂い、
あるいは他の人が幸福になるという話を聞いては、心穏やかではない。
そうした荒れ狂う台風のように統御できないものが、自分のなかにあるはずだ。
その統御できないものこそ、
実はこのたとえ話に出てくる大男であるのだ。
しかし、この統御できない大男も、
かつて鎖につながれていた時に、
どこかの誰かに統御されてきた、
支配されてきた、
飼いならされてきたという、懐かしい気持ちが残っている。
その懐かしい気持ちを思い起こさせたならば、
すなわち懐かしい笛の音(ね)を聞かせてやったならば、
この大男をおとなしくすることはできるのだ。
それは、もっともっと力の弱い、
小さな村人だと思われるものであっても、
その大男を統御することができる。
その通り―。
まず恐れというものをなくさねばならない。
自分の心は自分の手に負えぬものだと思ってはならない。
自分が自分ではないような、
まったく魔に踊らされ、魔に自由にされるような、
そんな自分であると思ってはいけない。
自分は必ず、自分自身の心を統御できると思わなくてはならない。
そして、統御する方法はというと、
実は決して腕力によって統御するのではない。
脅かしたり、傷つけたりすることによって、統御するのではない。
これが何を言っているかわかるだろうか。
それは、決して難行・苦行によって、
自分の心を統御することができるわけではない、
ということを言っているのだ。
滝行をしたり、あるいは断食行をしたり、
いろいろな難行・苦行があるが、
難行・苦行によって、
その心をなだめよう、心を統御しようとする試みは、
弓矢を射かけたり、あるいは罠をしかけたりして、
大男を何とか取り押さえようとするのと同じで、
かえって大男を狂暴にさせてしまうことになるだろう。
心はいっそう自由にならなくなる。
そうではない。
もっと平和的で、
もっと小さな気づきを用いて、
もっと楽しい方法によって、
心というものは統御できるのだ。
つまり、私は、
決して非凡な世界のなかに悟りというものがあるのではない、
決して非凡な経験のなかに悟りというものはあるのではない、
ということが言いたいのだ。
日々の平凡な生活のなかに、実は悟りへのよすががある。
実は、悟りへの道があるのだ。
そして、平凡な日々のなかの、
平凡な一日一日のなかの悟りとは、
実は、本の小さな発見にあるということを、私は言いたいのだ。
ほんの小さな発見とは何であるか。
それは、かつて、私たちが実在界・天上界にいた時に、
知っていたところの音色だ。
その音色を思い起こすということなのだ。
私たちが悟りに到るためには、
実在界で味わっていたところの、その音色を思い出すことだ。
それが、大事なのだ。
実在界で味わっていた音色とは何であるか。
それは、人に対する優しい気持ちでもあっただろう。
人に対する祝福の気持でもあっただろう。
また、欲望を強くせず、足ることを知る心でもあっただろう。
あるいは、ともに相和し、ともに協力し合い、
ともに生かし合う姿であっただろう。
決して、自分一人が幸福になろうとする心ではなく、
また我欲をつっぱるのでもない。
そういう姿があっただろう。
限りなく透明感にあふれ、限りなく優しい、限りなく暖かい、
そうした気持ちがあったであろう。
しかり、そのような世界こそが天国である。
そのように地上に降りて生きていても、
この天国のことを思い出して、日々、生きることだ。
天国の生活を、日々、思いにおいて描いて生きることだ。
さすれば、その時に小さな小さな草笛を吹いていることになる。
やすらぎの世界のことを常に思い描いて日々を生きることだ。
そのときに、大男は静まり、やがてあなたがたの敵でなくなるだろう。
あなたがたを味方し、あなたがたの思いのままに動いてくれる、
大切な大切な力となるであろう。
【大川隆法『仏陀再誕』第五章「忍耐と成功」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について
・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。
・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。
日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。
・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1
口 10 万円からお受けいたします。
・本植福に参加された方には、「『天御祖神
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。
・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)
(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)
・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。
(『現代の武士道』)
・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
(「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)
日々のご支援に心より感謝申し上げます。
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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史
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