(6/21-2)86『仏陀再誕』を読む―信仰と仏国土建設への道―心から世界へ

『仏陀再誕』を読む

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―①布施波羅蜜多
釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、その叡智があふれ出てくるさまをいいます。

一 布施波羅蜜多(ふせはらみた・ダーナ・パーラミター)
これは、施(ほどこ)しの完成ともいい、慈悲のこの世的なる現われです。物質的に、あるいは、精神的に人々に施しを与え、救ってゆこうとする姿勢であり、キリスト教の愛の思想に通じるものだと言えます。

【大川隆法『黄金の法』より抜粋】
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○布施波羅蜜多
六波羅蜜多の最初には「布施波羅蜜多」があります。これは、別名「施しの完成」とも呼ばれています。
釈迦の思想では、「施し」が非常に重要視されています。「施し」という言葉は、いかにも仏教的な響きを有していますが、その根本は愛の思想であると言ってよいでしょう。キリスト教における愛の思想が、仏教では、布施の考え方、「施す」という考え方のなかに流れているのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」から抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、教典『仏陀再誕』を振り返ります。
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第七章 信仰と仏国土建設への道 
○心から世界へ

すべてのユートピアの根本は、
各人が自らの家庭を調和してゆくところにある。
これなくしてのユートピアはない。
これを言っておく。
これがユートピアの、実に九割を占めることなのだ。
この地上を仏国土にせんとするならば、
家庭ユートピアの建設こそ、その九割を占めることなのだ。
この九割をおさえて後、はじめて全体のユートピアというものはある。
それは、わずか残り一割の仕事であると言ってもよい。
残りの一割、そのなかにおいて、
いかに社会全体が、いかに国全体が、
調和に満ちた姿を、そして繁栄に満ちた姿を演じてゆくか、
それが次なる課題となるのだ。
しかし、各人が家庭において、まずユートピアを創ったならば、
どうしてその社会がうまくいかないことがあるであろうか。
それぞれの者が調和に満ちた光を出し、
はじめて全世界はよくなってゆくのだ。
各家庭に何ひとつの不平も不満もなくなった時に、
さて、国家にどれほどの難しい問題があるであろうか。
おそらく、それは単なる疑心暗鬼にしかすぎまい。
単なる取り越し苦労にしかすぎまい。
そう、国家は、最後にはその仕事がなくなってもよいのだ。
ユートピア家庭の集まりがあれば、それがすべてとなる。
そのような世界こそ、理想とすべき世界である。
他の人の力をもって、他の人の介在をもって、
ユートピアができるという考えは、
極力、排除してゆかねばならない。
あくまでも、小さな出発点、各人の、自らの心から出発して、
全世界をユートピアにしてゆくという道を考えてゆかねばならない。
それが、いつの時代も、不変の、不滅の、久遠の法であるのだ。
永遠の法であるのだ。
このことを、深く深く心に刻み、忘れることなきを、肝に銘(めい)じなさい。
(完)

○あとがき(旧版)

本書は、
私が今まで書き下ろしてきた本のなかでは、きわめて特異な体裁をとっています。

まず、本書のスタイルとして、諸々の比丘、比丘尼たち、すなわち修行者であるところの僧侶、尼、現代的に言うならば男性および女性の修行者に対するメッセージとなっております。

そのなかには、きわめて厳しい内容が含まれていると思いますが、私がみなさまにお教えしているところの仏法真理の道とは、実にこのように厳しいものであります。生半可な気持ちでもっては、この仏法真理の山はとても登頂できないのです。

ですから、本書は読み方によって二通りの読み方ができるでしょう。一つは、すでに仏法真理の道に入った者に対しては、これほど厳しい生き方があるのだということへの警告ですし、いま一つは、いまだ仏法真理の門に立ちかねているものに対して、これからの道程(みちのり)がどれほどあるかということを示すための手ごろな教科書と、入門書となることでしょう。

いずれにしても、本書を読んでいただければ、「釈迦の本心ここにあり」ということがおわかりのはずです。

どうか、繰り返し繰り返し、この言魂を味わっていただきたいと思います。

一九八九年七月 
幸福の科学 主宰 大川隆法

○新版へのあとがき

弟子たちよ、強くありなさい。

この世的誘惑や邪見に打ち克って、私のもとに集ってきなさい。

仏陀の直説(じきせつ)・金口(こんく)の説法を聞くためには、不退転の覚悟が必要です。優曇華(うどんげ)の花は、三千年に一度しか咲きません。そして同時代には、仏陀は一人しか生まれない約束になっています。

「いざ、再誕の仏陀のもとへ!」―これが、光の菩薩たちの合言葉です。

一九九四年十月
幸福の科学主宰 大川隆法 

【大川隆法『仏陀再誕』より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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文責:蒲原宏史 

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