(6/19-2)84『仏陀再誕』を読む―信仰と仏国土建設への道―信仰なくば

『仏陀再誕』を読む

〇【正念】反省のあとには自分を許し、「心の切り替え」を早くする
さらに、自分自身を許してあることも大事です。
過去の思いや行いについて反省はできます。しかし、それを打ち消すことはできません。すでにしてしまったことを消してしまうことはできないのです。そのときに、自分ができるだけの償いの思いを出し、行為をしたと思うなら、その自分をも許してやることです。そうしたことも大事です。
こういうときにはどうすればよいかというと、自分がさらに素晴らしい生き方をすることによって償(つぐな)っていくことです。過去の事実、過去に掘ってしまった穴を埋めることばかりを考えるのではなく、ある程度、やるべきことをしたら、その後は素晴らしい人生を展開することによって、その部分を十分に償わせていただく方向で生きることです。
この「忘れる」ということを十分に使えなかった人は、「正念」において失敗するでしょう。

【大川隆法『真説・八正道』第八章「正念」285pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、教典『仏陀再誕』を振り返ります。
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第七章 信仰と仏国土建設への道 
○信仰なくば

あなたがたの数多くは、仏国土建設という理想に燃えているはずだ。
その仏国土建設の理想は、
決してこの世的なる、外面的なる仏国土ではない。
この仏国土が仏国土であるという理由は、
仏のよしとされる国土であるということ、
仏の理想とされる世界であるということなのだ。
それが、ほんとうの仏国土の条件であるということなのだ。
しからば、仏のよしとされる国土、
仏のよしとされる社会を創ってゆくためには、どうせねばならぬか。
信仰が根本であることは間違いない。
すなわち、この日本という国に、もし仏国土を創らんとするならば、
すべからく、日本国民は信仰心に目覚めなければならない。
また、この仏国土を日本以外の地域に広めたいと思うならば、
東南アジアにも、韓国、中国、アメリカ、ヨーロッパ、インド、
さまざまな国に、さまざまな地域に、仏国土を創りたいと願うならば、
その国にて、
信仰心というものを、しっかり土台としてつくらなければならない。
およそ、信仰なくばすべてのものは不毛である。
信仰心があって教育を受けて、はじめて教養というものはできてくる。
もし、信仰心の基礎なくば、いくら学問的つめこみをしても、
真の教養は生まれない。
それらは、偽物の教養である。
それらは、せいぜい科学的知識、
あるいは仏を否定するような唯物的知識の集積であって、
ほんとうの教養とは言えない。
真の教養は、信仰の土台があって、はじめて成り立つものなのだ。
そして、信仰の土台があって、はじめて真の教養が成り立ち、
真の教養人が地にあふれて、
そこに平和な世界が展開してくるのだ。

諸人よ、
これはいつの時代においても間違いのない真理であるのだ。
まず、あなたがたが仏国土を創ろうとするならば、
その国を、その地域を、素晴らしい人たちで満たさねばならない。
その地域に満ちるべき素晴らしい人たちとは、
まず信仰の土台がある人たちのことである。
仏を信じない人が、いくら増えたところで、
そのような国が仏国土になろうはずもない。
まず、仏を信ずる人を、
正しい信仰を持つ人を養成しなければならない。
また、子供たちには、当然のことながら、
両親から信仰心というものを教えてやらねばならない。
これが、親としての最大の義務であるのだ。
これが、親としての最大の教育であるのだ。
私は、そう思う。
親として生まれて、もしこの教育を怠ったならば、
いったいほかにいかなる重要な教育があるというのだろうか。
そんな教育はありはしない。
それは、親としてはまったくの怠慢としかいいようがないのだ。
世の父親よ、世の母親よ。
子弟(してい)の教育としていかなるものが必要であるか、
と問う方は多いであろう。
しかし、私は言っておく。
信仰なくばいかなる教育も不毛であると。
仏を信ずる心なくば、いかなる教育も不毛であると。
それは、何らの作物を実らせない。
何らの実も実らせない。
そうではなくて、世の中に害をまく人間を育てるだけになる。
まず、よき作物を得ようとするならば、土地を耕せ。
土地を耕すことが、大切である。
土地を耕し、そのなかによき種を植えよ。
よき種を植えたならば、また、よく肥料を与えよ。
そして、よく水を与えよ。
さすれば、その作物はすくすくと育ち、たわわに実をつけるであろう。

【大川隆法『仏陀再誕』第七章「信仰と仏国土建設への道」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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文責:蒲原宏史 

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