(5/18-2)52『仏陀再誕』を読む―愚か者となるな―汝自身を知れ

『仏陀再誕』を読む

〇与えられた環境で「最善」を尽くす努力を確かに環境的要因というものはあるでしょう。環境的要因によって自己実現ができないことはあるでしょう。
しかしながら、「そのなかで最善を尽くしている」という現実があって初めて、他のところでも生きてくるのです。これは真理なのです。今、自分が置かれている立場、世界のなかにおいて学ぶということを放棄して、それ以外のところだけでは水を得た魚(うお)のように活動できるとか思うならば、甘いでしょう。そういう甘い幻想はやがて消えていくしかないのです。

【大川隆法『真説・八正道』第五章「正業」186pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。

5月14日は新復活祭でした。5/14(火)~5/19(日)まで、新復活祭感謝期間として、連日13時より「新復活祭」を開催致します。2004 年 
5 月14 
日に、主が死の淵からご復活された奇跡に心からの感謝を捧げると共に、主が大宇宙の造物主であられることへの確信を深め、あらゆる既成の常識を打ち破り、主のご復活への確信を強めてまいります。

主とともに私たち自身も新復活をなしとげましょう。

新復活祭では、全智全能なる造物主としての主エル・カンターレの御力を信じ切り、全仏弟子の純粋な信仰心を結集し、奇跡の神オフェアリス神の「信仰、復活、再生、奇跡」の御光と、始原の神アルファの異次元パワーと一体となることを目指し、新復活祭版「復活の祈り」を執り行います。

新復活祭に合わせて発刊予定の会内経典『霊言説法「信仰薄き者たちへ」』からの学びを通して、信仰心と悟りを向上させ、ご復活された主をお支えさせていただける「本物の信仰者」へと生まれ変わる、新生の誓いを捧げます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

今日の一日を振り返りつつ、教典『仏陀再誕』を振り返ります。
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第三章 愚か者となるな 
○汝自身を知れ

世の中には、しかしまだまだ愚かなる者は数多い。
愚かなる者の一つに、自分を知らぬ者がある。
自分自身を知らぬ者がある。
自分自身がいったい何者であるかを知らず、そうして、得々としているものがあるのだ。
しかし、何万巻(がん)の書物を読むとも、たとえ、全世界を旅行してまわるとも、己自身を見極めることができれば、
その人は智者とは言わないのである。

たとえ、いかほどの智慧を詰め込もうとも、たとえ、生き字引となろうとも、
たとえ、ありとあらゆる地域を旅行し、踏破し、全世界を経巡(へめぐ)ったとしても、己が心を知らず、己が本質を知らぬ者は智者とは言わないのだ。
逆に、その知識拙(つたな)くとも、その見聞狭くとも、
よく己の心を知り、
よく己の心を治め、
その自分自身を知りえた悟りは、智者たるに足る。

人よ、
その順序を間違えてはならない。
まず、己自身を治めるということが大切なことであるのだ。
己自身を知り、己自身をよく治めるということなくば、
いかほど費用をかけ、いかほど月をかけ、
いかほど多くの人の力を借りて、
どのような業績をあげるとも、それは智者であるとは言わない。
よく、己自身を知れ。
己自身を知ることのなかには、
己自身が仏の子であるという事実を知ることを含む。
いかに、この世的に世の人びとから尊敬さるるとも、

己のその身、その魂が、仏より与えられたものであることを知らず、
己の内なる仏性に気づかずに生きたる人間は、
決して智者と呼ばるることはないであろう。
よくよく、あなたがたに言っておくが、
まず、自分自身をよく知っている人間となれ。
それを、まず最初の目標とせよ。
自分を知ることなく、世界を知ったといくら言おうとも、
他の人をいくら知ったと言おうとも、
それはあなたが賢いということにはならない。
自らを知ることなくして、いくら他の知識を集めたところで、
愚かであると言わざるをえない。

○最たる愚者
人びとよ、
次にもまた愚かなる人がいる。
この愚かなる人びとは、
他の人びとを動揺と混乱に陥れることをもって悦びとしている。
他の人びとの心に毒をまき、
他の人びとの心に焦りを生じさせ、
他の人びとを誘惑の淵に導き、
他の人びとに妄言(ぼうげん)し、ささやき、そして、
道に精進しようとするものを迷わす者もいる。
このような者も愚かなる人びとである。
わが教えを学ぶ者のなかにも、このような者が出てくることがある。
自分の悟りが進まないがために、
自分が重用されないがために、
同行の士を巻き添えにしようとする者が跡を絶たない。
同じく修行の道を歩もうとする他の人の、
その堅実な心を揺さぶろうとし、そして自分の仲間を増やそうとする。
自分と同じく、不平不満を持つ者を増やそうとする者がある。

人びとよ、知れ。
このような心は、このような思いは、このような行動は、
すべて地獄に通じるものであるということを。
地獄には、数多くの亡者たちが生きている。
地獄の亡者たちは、自ら自身が助かろうとはしない。
自らが助かろうとするのではなく、仲間を増やそうとする。
仲間をつくろうとする。
他の人びとにも同じような苦しみを味わわせ、
他の人びとにも同じような迷いを与え、
他の人びとも同じような欲望の淵に落とすことによって、
自らの苦しみを和らげようとするのだ。
しかし言っておくが、このような行為を続けて、
本当に心が安らぐということは決してない。
そのようなことであってはならない。
自らの苦しみを薄めるのに、他の人を用いようとするな。
他の人を仲間にしようとするな。
他の人に愚痴を言おうとするな。
自らの苦しみは、自ら一人にて足れり。
自らの苦しみは、自ら一人にて対決せよ。
自ら一人にて、自ら自身の問題と対決せよ。
それを、他の人と徒党を組み、
共に自己の正当化や合理化に走ってはならない。
ゆめゆめ、そのようなことは、してはならない。
およそ、教えに付き、法を学ぶ者であるならば、
自らの正当性のために、教えを曲げたり、
歪曲(わいきょく)したり、間違って伝えたり、
あるいは、人びとを誘惑するようなことをしてはならない。
このようなことは、すべて地獄に通じるものであるということを知れ。

よって、私は言おう。
愚かなる者の最もたるものの一つに、
こうした、道に精進する人々を迷わす人がいるということを。
このような人は、自らが愚かであるということを認識していない。
自らは、愚かであるとは思わない。
自らが正しき者であると思い、賢き者であると思う。
そうして、仏の教えをも、自らの小さな知によって、
曲げ、歪曲(わいきょく)し、そうして自らに都合のいいように説明しようとする。
しかし、このような考えが
いかなる罪を生むものであるかということを、
賢き人たちは、知らねばならない。
その底にあるのは欲望である。
その底にあるものは、
法を説く者と同じく、偉い立場に立ちたいという欲望である。
しかし、諸人よ、
よく知りなさい。
人には、それぞれの器というものがあるのだ。
人が人を導くには、順序というものがあるのだ。
永年の転生輪廻の過程において、
魂優れ、実績優れたる者は、
先を歩く者として、後からついてくる者を導くこととなる。
しかし、その身拙く、その心拙く、修行十分でない者は、
やはり、今後も引き続き指導を受けねばならないのだ。
こうした立場の違いは、いつの時代にもあるということを知りなさい。
よく学ぶためには、よくわきまえることだ。
よく知るためには、謙虚になることだ。
よく悟るためには、よく自分自身を調律することだ。
それが大事であると思う。

【大川隆法『仏陀再誕』第三章「愚か者となるな」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】
「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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