(11/17-2)49『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―向上への道―天国の実態

『仏陀再誕』を読む

55 仙人とは、インドのヨーガ霊界に多い存在である。世俗とのかかわりをできるだけ絶って、肉体生活を軽んじ、坐禅瞑想によって、何らかの霊的体験や、霊能力を持とうとする人が多い。出家後六年間の山林修行をした釈尊が、ウッダカ・ラーマ仙や、アララ・カーラマ仙について、各三ヶ月ほどの修行で、師と同じレベルに達した故事が有名である。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

48 亡者姿で、この刀剣の山を血まみれで追い立てられている時、生前の肩書き、地位、名誉、勲章なども、忘れ始める。恐ろしい鬼の叱責しか聞こえない。赤鬼、緑鬼、黒鬼、白鬼、茶鬼などが、何百人も獄卒のように展開している。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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4仏陀の反省、ヘルメスの繁栄―これを両輪として【正業】

私が、最初期から説いていることですが、現代においては、まず、「仏陀の反省的・瞑想的生活とヘルメスの繁栄・発展の法則を両輪に据えて走っているのだ」ということをしっかりつかんでおいていただきたいのです。片面だけではなく、この両面をしっかりと据えつけ、そして、融合させていこうとしています。

この基本認識を忘れないでいただきたいということです。片方だけでは、現代という時代を変えていくには不十分でしょう。「仏陀の法」と「ヘルメスの法」の両方がどうしても必要であり、この両者を統合しなければなりません。この両者を統合した上で、さらにその上なる概念、上位概念というものが出てくるのです。

仏陀の法も、ヘルメスの法も、やがてかすんでいく時代が来るでありましょう。

それは、さほど先のことではないでしょう。一年目、二年目で、例えば反省法について言えば、仏陀の八十年の生涯というものが総決算されつつあるわけです。また、ヘルメスの生涯も総決算が始まりつつあるのです(説法当時)。このあとにくるものがいったい何であるのか、これをみなさんは考えねばならないのであります。

私たちは今、過去の遺産を学び、統合し、さらに、それを超えて進んでいこうとしているのです。

したがって、私たちの行く手には「未来」が見えます。ここに見えるものは人類の未来、未来社会です。そして、人類未来社会の在り方を説くのが「幸福の科学」なのです。

5 ジャパニーズ・ドリームは真理の世界から
また、幸福の科学を起点とする、この日本での真理の運動は、新たな意味での、ジャパニーズ・ドリームになるであろうと予言しておきたいと思います。

アメリカにはアメリカン・ドリームというものがありました。そして、二十世紀は、そのアメリカン・ドリームのもとにいろいろな人が夢を求めて、アメリカという国の舞台で様々なロマンを描いてきました。

そのアメリカが陰りを見せて生きています。次に来るものは何でしょうか。これが、いわゆるジャパニーズ・ドリームの世界なのです。※

このジャパニーズ・ドリームは真理の世界から始まります。真理の世界を起点として始まり、やがて、これが浸透していくのです。

いったん経済のほうから始まったように見えたものが、真理の発祥によって、すべての世界の色合いが変わっていきます。

今、みなさんは、その源流にいるのです。その流れはまだ小さいかもしれません。しかし、やがて、これは大きな流れとなって、未来社会のほうへも流れていく大河であることが分かってくるようになると思います。『太陽の法』のなかで説いている、この大きさが、まだ世の中の人々には分かっていませんが、やがて、それをはっきりと知る時代が来るでしょう。

私たちは、この「正業」のなかに、「未来社会」を見、「未来社会」を見ていくことも可能です。

それは、「いったい何のために仕事というものがあるのか」ということを、もう一度捉え直す機会なのです。

※2016年1月5日に収録された「ドナルド・トランプ守護霊の霊言」では、日米の協力によって次の100年を導いていくビジョンが語られるなど、状況が少し変わってきている。『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』(幸福の科学出版刊)参照

【大川隆法『真説・八正道』第五章「正業」177pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。

『主エル・カンターレよ、
主のため、世のため、隣人を救い助けるために、
仏国土ユートピア建設のために、
われらの今世の使命を、光の使命を果たすために、
主への道に立ちはだかる、あらゆる障害を取り除きたまえ。
あらゆる悪霊・悪魔を遠ざけたまえ。
われらを真なる幸福へと導きたまえ。』

今日の一日を振り返りつつ、1989年7月に説かれました『仏陀再誕』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第二章 叡智の言葉 
○向上の道
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
わが説くことの意味が分かったであろうか。
諸々の比丘、比丘尼たちよ。
あなたがたは、嘆いてはならない。
常に向上の道を歩み、常に努力の道を歩むことの
辛さを嘆いてはならない。
あなたがたは、日々に栄養を吸収し、
日々に自らの体を大きくしてゆきなさい。
日々に精神的なる糧を吸収し、
そして、日々に魂の足腰を鍛え、
日々に魂を偉大ならしめよ。
それがあなたがたの人生の真意であるのだ。
真義であるのだ。

人びとよ、これより後、
倦まずたゆまず努力をしてゆきなさい。
この教訓を胸に刻みなさい。
あなたがたが精進の道を歩んだということであるのだ。
八正道のなかにも、正精進という言葉があるであろう。
この正精進という言葉は、
現代人にとっては、なかなか分からないものであろう。
しかし、我はあえて言っておく。
この正精進の道は、無限に人格を磨く道である。
無限に仏へと向かってゆく道である。
この仏へと向かう道を、
歩み続けることを決してやめないことである。
たとえ、途中、力尽きることがあっても、
決して逆戻りしようとしてはならない。
駒を進め、歩を進めることができなくなったとしても、
振り返るなかれ。
そこに、しばし休み、しばし佇(たたず)み、
また力が満ちてくるのを待ち、
力が満ちてきたならば、この向上への道を歩きはじめなさい。
それがあなたがたに課せられた大いなる使命なのだ。
人びとをもし向上させることがなければ、
仏法の力もまた、ないと言わねばならない。
仏法が真に力ある教えであるためには、
その教えを学ぶ者の数多くが、
勇気を持ち、叡智に満たされ、
そして希望を持って向上の道を、
そう、言葉を換えるならば悟りの道を、歩いてゆかねばならない。
その道こそ、
あなたがたが最終的に目指している道でもあるということなのだ。

【大川隆法『仏陀再誕』第二章「叡智の言葉」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第五章 縁起の法
9 天国の実態

それでは、天国の実態はどうなっているのでしょうか。天国の現実感覚は、どのようなものなのでしょうか。

一般的には、天国は光り輝く世界だと言われています。常楽の世界とも言われ、常夏の世界、悦びの世界と言われることもあります。こうした天国の実態を、この世の世界に近づけて説明するならば、「仲のよい人たちが集まって、とても楽しく語り合っている」というのが天国世界の姿だと言ってよいでしょう。

天国に住む人たちの特徴をひと言でいえば、天真爛漫(てんしんらんまん)だということです。飾り気がなく、生地のままで美しい心、そうした天真爛漫な心を持っていることが、天国の住人の条件なのです。

また、「他の人に対して優しくしよう」という気持があります。そして、「自分自身に対しても、いつもよいことをしていこう」という気持があるのです。こうした発想の原点には、「他人に迷惑をかけず、周りに喜びを振りまきたい」という気持があります。

天国に住むための条件を簡単に言い換えるならば、「常に笑顔で生活できる人」ということになります。しかも、それは飾りの笑顔ではなく、本心から出る笑顔でなければなりません。これが天国に住む条件なのです。

したがって、みずからを振り返っても、自分のどこが悪いのかが分からないという人は、「自分の肩書や地位、名声を取り去ったとき、素直な笑顔を持って生きていけるかどうか」ということを、心を裸にして考えてみるとよいのです。

そして、もう一つの目安は、非常に簡単なことですが、「多くの人に嫌われて生きたような人は天国にはいない」ということです。天国には人に好かれるようなことたちがいるのです。人に好かれるような人と言うのは、結局、多くの人を好いてきた人なのです。多くの人を好きな人は、やはり人に好かれます。そうした法則があるのです。

したがって、自分は天国に還りたいと思うならば、笑顔を絶やさず、素直な心で生き、多くの人々に好かれ、多くの人を愛することができる人物になればよいのです。ここまでいかなければ、天国の門は開かないと言ってよいでしょう。

多くの人に嫌われながら、辣腕家(らつわんか)として生きる自分に自己陶酔しているような人は、立ち止まって考えてみてください。あなたは、人に嫌われてばかりいるような人が、どのような世界に行くと思いますか。

他人の愛に飢えて生きることをもって、「人に好かれる」と言っているわけではありません。「その人がいると居心地が悪いと思われるような人は、天国には住めない」と言っているのです。

天国は相手の心がガラス張りのように分かる世界です。それゆえ、悪しきことを心に思っていては、天国で生きていくことができません。羊のごとく共に草を食むことはできないのです。

天国の実態を別の角度から話すとすれば、ガラス張りの心、つまり、外から心の内をのぞかれても、まったく恥ずかしくない心で生活している人は、間違いなく天国に行くということです。逆に、心のなかに、臭いもの、汚いもの、悪いものを詰め込んでいる人は、その臭気が立つがゆえに、天国で生活することはできないのです。

したがって、自分の考えていることを公然とさらされても、まったく恥ずかしくないかどうか、よく考えていただきたいのです。いろいろなところを隠さなければいけていけないような人は、「天国は遠い」と思ってよいでしょう。

結局、人間の理想は、赤裸々に生き、天真爛漫に生き、ありのままに生きて自分も他人もそれを「素晴らしい」と思うような生き方にあります。天国に生きることは決して難しいことではなく、ただそれだけのことなのです。

ガラス張りの世界において、自分の他人も祝福できるような生き方をすることが大事です。そして、より多くの影響を与えうる人が、天使として、さらに大きな仕事に就くことになるのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第五章「縁起の法」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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